柴犬歴7年の飼い主がおすすめ!!肩掛けリードの選び方と使い方を解説します!!
毎日ワンちゃんの散歩をしているみなさん、肩掛けリードってご存知ですか?
結論から言って、一度使ったらやめられません。
とにかく楽なんです。
最初は「手で持っていた方が安心」「広いところで自由に歩かせてあげられない」というマイナスイメージがありましたが、ちょっとしたコツで解決しました。
母親が犬の散歩で肩が痛いと言い出したのが購入のがきっかけでしたが、
今では前のリードをすっかり使わなくなってしまいました。
本記事では、白柴のあるじ歴7年の僕ひろきが、肩掛けリードの選び方、使い方、意外な効果を徹底解説します。
- ワンちゃんの引っ張りが強くて肩が痛い
- 肩掛けリードって何?
- 肩掛けリードに興味はあるけど、ちょっと不安
- どんなサイズがいいのかわからない
肩掛けリードとは?
その名の通り、肩にかけるタイプのワンちゃん用のリードです。
「ハンズフリーで散歩ができる」と謳っているメーカーさんもありますが、僕は手でも持つことをお勧めします。
- 手に巻いてリードの長さ(ワンちゃんの移動範囲)を調整できる
- ワンちゃんが急に立ち止まってもすぐ気がつくのでワンちゃんを引きずらない
- 周りからクルマ、自転車、他のワンちゃんが急に寄ってきたときにすぐに対処できる
最初から手で持ちやすいように輪っか状の持ち手がついている肩掛けリードもあります。
手で持つんだったら、普通のリードと同じじゃないの?
それが違うんだよ!!
肩掛けリードの大きなメリットは手や腕の負担が減るだけじゃないんだ。
- 落とす心配がない
- 手や腕の負担が減る
お散歩中に「リード」「お水」「う〇ち袋」など手に持っているものを落としてしまうことありますよね。
どんな時に落としてしまいますか?
- リードを持ち替えるとき
- マーキングしたところにお水をかけるとき
- マスクを付け外しするとき
- 眼鏡が曇ったから拭きたい(冬)
常に片手がふさがっているので仕方ありません。
ですが、肩掛けリードであれば、両手が使えるのでものを落とすリスクが格段に減ります。
急に大きい音がするからびっくりするんだよなー
ワンちゃんも飼い主さんも安心でしょ。
選び方
いざ買おうとしたとき、悩むのがリードの長さです。
飼い主さんの身長、ワンちゃんの大きさ、どれくらい自由に歩かせたいかで適切な長さは変わります。ここでは僕がたどり着いた適切な長さを紹介しますので参考にしてください。
僕たちの体格
僕は170㎝やや太め。わんこのほうは、やや小柄な柴犬です。
たどり着いたベストな長さ
肩掛けリードは、肩にかける「輪っかの部分」とそこから延びる「リードの部分」があります。
最終的にこれがいいと思った長さが、輪っか部分が70㎝(円周140㎝)、リードの部分は113㎝でした。既製品のサイズだと少し短かったため、20㎝ほど長さを足しています。
肩掛けリード「肩かけリード ペット KM523G(Mサイズ)」
延長「WAWイージー・ウォーカー(Sサイズ)」で長さを足しています。
(たまたま持っていたものを使いました。)
次に装着した時のサイズ感を見てみましょう。
装着するとこんな感じになります。
輪っか部分とリード部分のつなぎ目がちょうどポケットの入り口に来る長さです。
リードをまっすぐ下におろすと地面について20㎝くらい余ります。
この長さのポイント
うちの場合、隣にぴったりという散歩スタイルではないので既製品の長さだと少し短かったのです。
特にわんこが左側にくると窮屈になってしまうので20㎝足しました。
持ち手でリードの長さを微調整します。
・右側にいるときは手に1~2巻き
・左側にいるときは1巻き
(後述しますが、引張が強いときはもっとぐるぐる巻いて短く持ちます。)
また、輪っか部分が少し緩めのほうが左右に移動しやすくなります。
他の機能
結論は、
- ワンちゃんの体重に合った太さ
- 飼い主さんとワンちゃんの体形に合った長さ
これさえ合っていれば、できる限りシンプルなものをお勧めします。
各メーカーから以下のような様々な種類が販売されています。
- フック、カラビナ、Dリングが複数ついて、「手持ちの通常リード」「手持ちのロングリード」「肩掛けリード」などに形状を変えられるタイプ
- 手持ち部分に輪っかがついていて手で持ちやすくなっているタイプ
- 腰に巻くタイプ
- リード部分が大きく伸縮するタイプ
- 肩掛け部分にクッションがついているタイプ
しかし、
- 肩掛けのほうが片手で脱着できる(飼い主さん側)
- タイプを変えることができても一つの使い方に固定される
- 手の巻き方を変えれば長さ調整は簡単にできる
という点から、できる限りシンプルなものがいいという結論に達しました。
やめられない理由と意外な効果
肩掛けリードを一度使ってやめられなくなった理由が次の2つです。
- 肩、腕が疲れない
- リードを落とす心配がない(両手が使える)
肩、腕が疲れない
おなじみのイヤイヤポーズ!!
見かけよりもすごい力で踏ん張っています。
いち(うちの子)も足を痛めてしまうので、ずっと引っ張るようなことはできません。
しかし、急にいちが立ち止まったり、一瞬引っ張るときに肩・腕を痛めてしまいます。
そんな時に肩掛けリードだと引っ張られる力を手・腕・肩に分散できるので体を痛めにくくなります。
リードを落とす心配がない(両手が使える)
両手が使えるのは本当に便利です。
今までは、マスクの付け外しやリードを持ち替えたりするときにリードを落としてしまうことがあったのですが、肩掛けリードならその心配はありません。
う〇ち処理のとき、皆さんどうしていますか?
これは片手ではできないので、リードを置いて安全のためにリードを足で踏みながらう〇ち処理をしていませんか?
そうすると、雨の日なんかはリードが泥だらけになってしまいます。
しかし、肩掛けリードなら地面に置く必要はありません。
引っ張らなくなる?
これは気のせいかもしれませんが、肩掛けリードにしてからいちが引っ張る回数が減った気がします。
引っ張っても動かないことがわかるのでしょうか?
フンッ、譲れない時もあるけどね!
こんなときどうする?
すでにいくつか触れていますが、実例を挙げていきます。
ワンちゃんは反対側に来れる?
肩から掛ける輪っか部分、リード部分の長さに余裕があれば大丈夫です。
絵のように、輪っかを左肩にかけているときにワンちゃんが飼い主さんの右から左に来た場合、リードが短くなります。
(輪っか部分とリード部分の接続部が左ポケットの位置から右わき腹に移動するためです。)
少し長い分には手首に巻いて調整できますが、短い場合は、何かで長さを足さないといけなくなります。
気が付かずに引きずってしまわないか心配
そうならないためにも、肩掛けだけでなく手でもリードを持っておくことをお勧めします。
軽く持っておくだけでもワンちゃんの急な動きに気が付くことができます。
肩掛けだと肩が、手で持っていると手が痛くならないか?
うまく分散すれば、かなり楽になります。
持ち手から肩にかけてのリードの張り具合が大事です。
右腕(持ち手)をグッと伸ばした時に肩に重さを感じるくらいの張り方にしましょう。
それでもつらいときは、手首から肘までリードを巻き付けてしまいましょう。
そうすると「手首」「肘」「肩」で力が分散するので楽になります。
広いところでは自由に歩かせたい
公園などの広いところでは、もう少し自由に歩かせてあげたいですよね。
そんな時は肩から外して、余った部分をぐるぐる巻きにして手持ちに切り替えましょう。
輪っか部分をほどいてロングリードにできるものもあります。
僕の肩掛けリードもそのタイプなのですが、リードが地面についてしまうと肩掛けのときに服が汚れてしまうのでロングリードにはしていません。
これだけは注意
便利な肩掛けリードですが、いくつか注意点があります。
基本はリードを手で持っておきましょう
両手が使えるというのは肩掛けリードの大きなメリットではありますが、リードから両手を離した状態ではとっさにワンちゃんの安全を確保することができません。
リードから手を離すのは、周囲を確認したうえでの一時的なものにしましょう。
服が汚れるので輪っか部分を汚さないように
前述しましたが、手持ちに切り替えるときにリードを地面につけてしまうと、肩掛けに戻した際に服が汚れてしまうので注意しましょう。
また、うちでは今までリードは屋外の道具箱に入れていたのですが、家の中で保管するようになりました。
まとめ
最後に肩掛けリードのメリットと注意についてまとめます。
さいごに
いかがでしたか?
肩掛けリードの快適さをみなさんにも知ってほしくて記事にしました。
飼い主さんはみんなワンちゃんファーストになりがちです。
雨でも雪でも、夏は朝の4時に起きてでもお散歩に行きますよね。
だからこと楽できるところは楽をしましょう。