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初めて愛犬とキャンプを計画している方に向けて、「行く前の準備」「持ち物」「キャンプ場での注意」の3パートに分けて説明します。キャンプを楽しい思い出にするために絶対に必要なことなので、ぜひ見てください。
行く前の準備
これは、キャンプに限らず、愛犬を外に連れて行くために必要な基本事項です。
- 愛犬の名前や飼い主の連絡先がわかるタグ、マイクロチップなどを
用意しておきましょう。
- 狂犬病、ワクチンなどの予防接種をしておきましょう。
※確認されないケースもありますが、愛犬のためには必須です。
- ノミ・ダニ避け、フィラリア予防のための、薬を投与する。
※特に春から秋、木や草が多い場所ではノミ・ダニ・蚊なども多い。
- 行く予定のキャンプ場がペットOKなことを確認する。
※「ペット不可」「小型犬のみ可」などキャンプ場によってルールが違う。
- もしものときのために、キャンプ場周辺に動物病院があるか確認しておく。
- テントや寝具を傷つけないように、爪を切っておく
- 愛犬がルールやマナーを守れるように、以下のような訓練をしておきましょう。
- テントや車の中で、慣れさせる
※最初は、日帰りのお出かけで様子を見ましょう
- 基本的なしつけ(オスワリ、マテ、オイデなど)ができるようにする
- 他の人や犬に吠えたり噛んだりしないように、社会化トレーニングをしておく
持ち物
- 食べ物と水(ボウル、水筒)
普段より運動量が増えます、
愛犬用の食べ物と水をは十分に持って行きましょう。
特別感を演出したくなりますが、食べ慣れたフードがベストです。
※川や湖などの水は飲ませないようにしましょう。
- 首輪・タグ・リード
キャンプ場ではリードでつなぐことを求められます。
万が一、愛犬が逃げ出したとき、
ペットの名前や飼い主の連絡先が書かれたタグを
つけていれば見つけやすくなります。
- 寝具・クレート
普段使っている寝具(使っている場合はクレート)があると
愛犬は安心して休むことができます。
寝具やクレートは軽量でコンパクトなものを選びましょう。
※レンタルテントやコテージ内では、クレートが必須となるケースが多い
- 固定用のアンカー
アンカーを地面に固定してリードを繋いでおきましょう。
専用品もありますが、通常のペグや重りでも代用できます。
※焚き火台など危険なものに愛犬が届かないようにレイアウトしましょう。
- おもちゃ
愛犬とたくさん遊んで絆を深めましょう。
おもちゃは耐久性や安全性が高く、水洗いができるものを選びましょう。
- おやつ
始めていく場所は緊張もしますし、覚えることもあります。
マナーを守れたら、ご褒美をあげましょう。
車酔いをしないように、消化が良いものを適量与えましょう。
- LEDライト
夜中は真っ暗になってしまうキャンプ場もたくさんあります。
首輪タイプのLED、キーホルダータイプのLEDなどを
装着しておきましょう。
- 足拭きタオル
テントの中や寝具を清潔に保つために足拭きタオルを持っていきましょう。
水遊びをしたり、雨に濡れたりしたときにも使えます。
- コーム(ブラシ)
ただ、散歩の後はノミ・ダニなどの害虫がついていないか、
愛犬の体を確認しましょう。
その際に、コーム(長毛種はブラシなども)があると、
確認や害虫の除去が簡単です。
※毛が飛び散るようなブラッシングは禁止です
- 防寒グッズ(服、寝具など)
昼間は暖かくても、夜になると寒くなることもあります。
愛犬用の防寒着や温かい寝具なども持っていきましょう。
- ペット用の虫除けスプレー
ペット用虫除けスプレーがあると安心です。
ダニやノミなどの害虫からペットを守ることができます。
※人間用の虫除けは使わないこと
キャンプ場での注意
- 愛犬をテントや車内に放置しない。
- 愛犬が逃げないように、しっかりとリードやアンカーで固定する。
※焚き火など危険なものに届かないようにしましょう
- 愛犬の排泄物は必ず回収する。
※許可なくキャンプ場のゴミ箱に入れないこと
- 愛犬が野生動物や有毒植物などに接触しないように、
愛犬から目を離さないようにして、周囲にも注意する。
※夜もテント内で一緒に寝ると安心です
- 周囲のキャンパーも快適に過ごせるように配慮する
- 他のサイトに近寄りすぎない
- 無駄吠えさせないようにする
- ブラッシングなどで毛を飛び散らさない
- その他、キャンプ場ごとのルールに従うこと
※下記参照
キャンプ場のペットルール一例
「ペットについて」
- ペットは犬のみ有料で可。(闘犬類は不可)
- 施設内では他のお客様の迷惑にならないよう必ずペットリードを装着してください。
- ペットマナー(排泄物の片付け、放し飼い禁止、ペットのしつけ等)を厳守お願いいたします。
- ペットに関する事故やトラブルが発生した場合、当施設は一切関与致しませんのでご了承ください。飼い主様の責任で解決してください。
愛犬とキャンプをすることは、たくさんのメリットがあります。
ですが、キャンプで愛犬との絆・健康・社交性を
高めるためには、事前の準備や注意が必要です。
ペットの安全・快適さ・マナーを忘れずに、楽しい思い出を作りましょう。