カブで行く、フェリー、四国・しまなみ海道♪
うつで休職してから1か月くらいの頃、「とにかくやりたいことをやる!!」と心に決め、前々から行ってみたいと思っていた四国のしまなみ海道に行くことにしました。
出発 ⇒ 四国
出発!!
僕も”カブ主”の端くれとして、原付の聖地”しまなみ海道”には一度は行かなければと思っていました。相棒はこちらのクロスカブです!! 安全祈願済みです!(笑)
さあ出発!!。。。と思いきや
なんと自宅を出て5分後にスマホホルダーが外れるというアクシデント!!
しかも、雨。。。安全祈願の効果が切れたか?。。。
何とかフェリー乗り場に到着。
ターミナルで、あったかいコーヒーを飲んでいると、外にそれらしきフェリーが。
貨物がどんどん入っていきます。。。
オーシャン東九さんのフェリーで四国に向かいます。
初のフェリー、のんびりユラユラではなかった!!
フェーリーに乗るのは今回初めてです。(ワクワク♪)
東京から徳島へ向かいます。
とりあえず、夕飯をいただきます。
船内の冷凍ご飯です。
船内は飲み物、アイス、冷凍食品、カップラーメン、雑貨(タオル、スリッパとか)などの自販機があります。
冷凍食品は種類豊富で解凍用の電子レンジもありました。
部屋は相部屋です。
カーテンを閉めればベッド兼個室になります。
カプセルホテルみたいな感じでしょうか?(行ったことないけど)
「思っていたよりきれい」なんて思っていたら、
(ガタガタ,,,,,,)
「!!?」
波のユラユラという揺れは想像していたのですが、船の動力による振動がすごい、、、
地震でいうと震度3くらいでしょうか?
(脳が揺れる~~~~)
「これ、眠れるのか??」
しばらく、頭の位置を変えたり、枕の上にタオルを載せたり、、、
そして枕を厚くすることで脳の揺れが軽減することを発見!!
それでも眠れるか心配しましたが、しっかりと眠れました。
実は僕、「電車でもバスでも乗り物なら何でも乗ればすぐに眠れるという能力」を持っています。
四国到着 ⇒ しまなみ海道
四国に上陸!!しかしここでも試練が!!
長い船旅を終え、ついに四国に上陸しました。(ほんっと長い)
ターミナルは徳島なので、愛媛県(しまなみ海道)まで四国を横断することになります。
まずは、徳島から新居浜(にいはま)まで向かいます。
(さー、いくぞー!!)と走り出して、すぐに、、、
「寒っ、、、」(出発前の天気予報によると、この辺りの気温は20℃でした。)
しかし、走っていると途中の掲示板は、
「現在の気温、13℃!!?」
上着を着ましたが、数時間走っていると頭痛と寒気が。。。
とりあえず、途中の道の駅にピットイン。
本気で「ここでリタイアか?」と思いました。が、
奇跡的に復活!!
バファリンを飲んで1時間くらい休んだら治ったのでした。
そんなこんなで、新居浜に着いたのは、夜9時くらい。
近くのラーメン屋に寄ってからホテルにチェックインしました。
「正直この時のラーメンが一番うまかったかも」
(必死すぎて写真が一切ありません。というか道中の記憶もあいまいです。)
しまなみ海道へ
ー新居浜のホテルー
本日は絶好調!!天気いい!!
いよいよ、しまなみ海道に向かいます。
新居浜 ⇒ 今治 ⇒ しまなみ海道(往復) ⇒ 今治(ホテル) というルートです。
最初の橋は来島海峡大橋です。これを渡って大島に向かいます。
この先のルートはこんな感じです。
5つの橋を渡り、はっさく屋というお土産屋さんで折り返します。
今回は時間の都合で向島は諦めます。
原付専用道路/料金
こんな感じで、自動車が走る道(高速道路)とは別に、歩行者・自転車道と原付道(125以下)が用意されています。
橋ごとに50円から200円の通行料金を賽銭箱に入れるシステムです。
なんと合計500円で四国から本州まで行けます。
大島/愛媛と言ったらコレ
まずは、先ほどの橋を渡って大島へ行きます。
「道の駅 よしうみいきいき館」
早速、お土産を購入。実家へはミカンジュースを発送。
僕はこれです。
デコタンゴールドを選択。
聞いたことない品種の中から選びました。
さすが愛媛、これ以外にもたくさん種類がありました。
海風を感じながら、のんびり進んでいきます。
伯方島/名物”塩○○○”
続いては、伯方島です。伯方の塩で有名なあの伯方です。
ここでの目的はこれ。
「道の駅 伯方」の”塩ソフト”です。
今日は、ソフトを食べるのにちょうどいい気温。
ここは砂浜もきれいでした。完全にリゾート気分ですね。
大三島/まさかの、、、
ごめんなさい。
あまりのツーリング日和で気持ちよく通過してしまいました。
それだけ気持ちよく走れるところということです。
生口島/ベンチの上に!?
大きなレモンが、ベンチの上に!!
生口島は、”国産レモン発祥の地”だそうです。
レモンの木を初めて見ました。
運よく実がなっています。
「レモンは4月に実がなるんですねー」
因島/ご当地スイーツ
さて、いよいよ折り返し地点の因島です。
ここでの目的地は、ここ「はっさく屋」です。
因島大橋のすぐ手前にあります。
なぜ、ここに来たかというと、こちら。
ご当地スイーツ、”はっさく大福”!!
はっさくがたっぷり入っていて大福なのにジューシー!!
帰りの大島にて/出会い
帰りの大島です。
”亀山展望台”に行きました。
「これは絶景ですね!!」
夕日が反射して、潮のうねりが見えます。
夢中で写真を撮っていると、ご年配の方に声をかけられました。
展望台の角で撮影をしている方です。
話を聞くと、地元の方で今治から原付で橋を渡って毎日ここで写真を撮っているとのことでした。
「原付だと安いんだよー」と言っていました。
(まあ、この橋を原付で渡るために東京からフェリーで来るやつがいるくらいですからね)
季節や時間によって、潮の流れが違うため、光の反射で見える海の模様が変わるみたいです。
他にも、夕日の反射でできた光の道、龍の形をした雲、などなど。いろいろな写真を見せてくれました。
こんな風にのんびりと自然と一緒に時間を過ごす感じは憧れます。
僕もそのような場所を見つけるのが好きなので、もっといろいろな場所に行ってみたくなりました。
今治/B級グルメ
ー今治に到着ー
ずっと行きたかった”しまなみ海道”でしたが、あっという間でした。
本日は今治で宿泊です。
まだまだ見どころはありそうです。
大三島にはキャンプ場もあるようですし、伯方島の砂浜で一日昼寝をしているのもいいですね。
今度はもっと長く滞在したいところです。
では、最後にこれ!!
今治B級グルメ ”焼豚卵飯” 「白楽天 今治本店」
食べなくてもうまいってわかります。
ネットで見つけた瞬間、行くことが決まっていました。
次の日は一気に今治から徳島まで行くので、スタミナをつけておきます。
そして、天気にも恵まれ帰りの四国横断は無事でした。
四国 ⇒ 東京
長時間のフェリーで必要なもの
ー徳島の宿にてー
「帰りたくね~~~」
寝起き一番そんな独り言を言って、その日帰りのフェリーに乗りました。
ここで、フェリーに乗る際の注意をまとめておきましょう。
- 圏外でWi-Fiもないため暇つぶしアイテムが必須になります。
>僕は”Dアニ”で5時間分くらいダウンロードしておきました。 - 動画、音楽を聴く場合はイヤホンを持参しましょう。
- 波とエンジンの振動で終始ガタガタ揺れています。酔い止めを持っていくと安心です。
- ベッド以外に靴を脱げる場所が無いので、スリッパを持参したほうがリラックスできます。
>僕は行きに船内の自販機で買って帰りも使いました。
フェリーの大浴場
それでもやることが無く、フェリーの中の大浴場に入ってみました。
大浴場のドア越しに「バシャン、バシャン」と音が聞こえていたのでずっと気になっていました。
しかし、いざ入ってみると誰もいない。。。
(あれ・・)と思いましたが、原因はすぐ分かりました。
浴槽の中が、波のプール状態です!!
「子どもが喜びそう。」「そんで船酔いしそう。」
そんなこんなで、東京に到着。
「着いたー」(あと2時間くらいバイクで走るんだけど)
おわりに
いつも通り、ざっくりした行先と途中の宿泊場所だけ決めていってきました。
フェリー泊含め5泊6日の旅でしたが、あと3日くらいほしいところでした。
島ってなぜか落ち着くというか、ゆったりした気持ちになるというか。
大荷物をバイクに乗せて走っていると、時々声をかけられます。(職質ではないですよ)
展望台のおじさんのほかにも声をかけてくれた方がいました。
基本一人がいいのですが、旅先で知らない人と話すのもいいものだなと思います。
まだまだ、見どころはありそうでしたので、また四国旅に行きたいと思います。
費用
最後にかかった費用です。
現金払いのところが、正確に覚えていませんが、大体これくらいです。
原付なので、フェリー代、しまなみ海道の通行料金が大分安いです。
以上。