BIRD 電動キックボード//東京都立川周辺の新移動手段//乗り方&スポット
立川周辺で新たな移動手段として、電動キックボード「BIRD」が導入されました。
- 実地検証中の電動キックボードのシェアリングサービス
- 特別なルールの中で公道を走ることができる
- 2022年5月時点で、
立川、国立、国分寺、昭島、東大和、武蔵村山の指定エリアで利用可能 - 今後もエリア拡大予定
2023年7月以降、以下の点が変わりました。
- 16歳以上であること
(アプリ内で身分証を提示する) - 支払方法の登録
(クレジットカードorデビットカード) - 新交通ルールテスト
(アプリ内で実施)
(変更前)
初乗り100円、以降 10円/分
(変更後)
初乗り~20分 150円、以降 15円/分
法改正についての記事はこちら
以下、詳しい乗り方や注意点を紹介します。
電動キックボード「BIRD」の特徴
- 排ガスゼロで環境にやさしい
- 跨がずに乗れるのでスカートなどでも乗車可能
- 新事業特例制度の対象
新しい事業を始める前に、一部の地域に限定して、
実際にユーザーに使ってもらって、利便性や安全性のテストをすること
2022年4月の道路交通法の改正案可決によって、
これから先、「BIRD」のような特例制度を受けた電動キックボードだけでなく、
一般の電動キックボードも増えていくはずです。
つまり、電動キックボードを使わない人も、
法律やルールを知る必要があります。
ここでは、「BIRD」とは、どのような乗り物なのかを説明します。
乗り方
事前準備(アプリに登録)
公式サイトからアプリをダウンロードし、
以下の情報を登録します。
身分証登録
以下の方法で、16歳以上であることを証明する必要があります。
・免許証
・マイナンバーカード
・パスポート
支払方法登録
クレジットカード
または、デビットカードの
登録が必要です
テスト
アプリ内で「新交通ルールテスト」を受けて、
新道路交通法に対応したルールを確認します。
乗るとき
- スマホ、ヘルメット(努力義務)を用意
- アプリで車体が置いてある場所(専用ポート)を探す
- 車体のQRコードをアプリで認識させロック解除
または、IDを手動でコード入力 - 走行可能な場所へ移動
- 2,3回蹴りだしながら、右手のアクセルを押す
慣れないうちは、アプリ上で「ビギナーモード」に
設定すると加速が緩やかになる
貸出可能時間と料金
貸出可能時間
4:00~24:00(エリアによって異なる)
料金
初乗り100円、以降10円/分で利用可能(2022年5/1から変わりました)
初乗り~20分 150円、以降 15円/分
(一部地域を除いて、2023年7月から変更)
降車、返却方法
返却時の手順は以下の通りです。
- 専用ポートを探す(※1)
- ポートの白線の中に駐車
- アプリで「乗車終了」をタップし、駐車した状態の車体を撮影
※1)駐車可能なのは専用ポートのみです
公道での注意、禁止事項
- 小回り右折禁止(常に二段階右折すること)
- 走行可能な場所は、指定エリアの
「車道の最左側」
「自転車専用レーン」
「自転車道」 - 歩道は走行禁止
(最高速度表示灯が装備されていないため※1) - 専用ポート以外の場所は駐車禁止
- 飲酒運転禁止
- 二人乗り禁止
- 第三者への貸し出し禁止
- 車、電車、バスへの積み込み禁止
道路交通法に違反した場合は、罰則・罰金があります
十分注意しましょう
※1)「歩道を走るために必要な装備」、
「法改正以降に走れる場所」について、
以下の記事で説明しています。
より詳細な情報はアプリで確認してください。
どんな車体?
右手側
・前輪ブレーキ
・アクセル
中央
・スマホホルダー
・ディスプレイ(速度)
左手側
・後輪ブレーキ
・ウィンカー
・クラクション
・ライトHIGH/LOW切り替え
本体に記載されている注意事項
こんな時はサポートセンターに連絡
以下の場合はアプリのフォームでサポートセンターに連絡します。
マナー違反などに対しても、利用者同士で管理するシステムになっています。
- 事故にあった
状況に応じて、サポートセンターの前に、
110番、119番、指定の保険会社などにも連絡すること - 車体の不具合が発生した
- 前の利用者の忘れ物発見
- 悪い駐車の発見
- 返却手続きができない、手続きを忘れた
設置場所
設置台数が多い場所
比較的設置数が多い代表的なところ紹介します。大型商業施設など人が多く集まるところ、大型駐車場があるところはポートが広く、多くの車体があります。
立川グリーンスプリングス
奥の方は走行禁止ですので注意しましょう。
立川周辺は特にポートの数が多いエリアです。
「BIRD」を有効に使えそうな場所ですが、
休日は人や車で込み合うので注意しましょう。
立川ららぽーと周辺
多摩モノレールの駅前でもあるため、ポートがあちこちに点在しています。
グリーンスプリングスから「BIRD」で移動するのもいいですね。
イオンモールむさし村山
大型ショッピングモールのため、10台ほどを設置してあります。
この付近は交通の便がバスしかなかったため、BIRDの活躍に期待です。
武蔵野うどん(かてうどん)のお店をはじめ、穴場スポットの探索に活躍してくれそうです。
終わりに
2022年5月の投稿記事でしたが、2023年7月の道路交通法改正にあわせて、内容を一部修正しました。
残念ながら、現時点の「BIRD」は歩道走行ができないようですが、この先、「BIRD」をはじめ、私たちの周りのモビリティーがどのように変わっていくのか楽しみですね。